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平成25年度 年賀寄附金 配分事業 (除雪支援実施2日目)
2014.02.22(土) 現在 編集中
『平成25年度 老老除雪支援プロジェクト 』
日本郵便(株)平成25年度 年賀寄附金 配分事業
『地域要擁護世帯の除雪支援のための地域コミュニティー再構築事業』
この除雪支援活動は、皆様のご理解とご協力のもと、今年で3年目を迎えます。
本日、この活動に連携ご参加くださいましたコミュニティーは、札幌市・石狩市の
午前の部(3時間/石狩市親船東地区):『石狩中央リトルシニア球団』 の団員(中学生)・役員・指導者・保護者の会
午前の部(3時間/石狩市親船東地区):石狩市 親船東地区社会福祉協議会
午前の部(3時間/石狩市親船東地区):石狩市 はまなす会
午後の部(3時間/札幌市中沼/札苗/伏古地区):『札幌東リトルシニア球団』 の団員(中学生)・役員・指導者・保護者の会
の皆様です。
本日の除雪支援活動は、インフレエンザによって、各中学校、学級閉鎖が相次ぐ中、支援活動に参加できる中学生が少なく苦慮しました。しかし、予定していた除雪支援先16世帯の除雪支援を、事故なく無事に実施できました。本日の活動にご参加くださいました皆様のご協力、ご配慮に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
高齢化率による分類では、
高齢化社会とは高齢化率 7%から14%の社会、
高齢社会 とは高齢化率 14%から21%の社会、
超高齢社会とは高齢化率 21%~ の社会 のことをいい、
日本は
1970年(昭和45年)に 高齢化社会、
1994年(平成 6年)に 高齢社会になり、
2007年(平成19年)には 超高齢社会となっている。
国勢調査による値 出典: 総務省 統計局
年 | 総数(万人) | 老年人口(万人) | 高齢化率(%) |
---|---|---|---|
1950 | 8320 | 411 | 4.9 |
1955 | 8928 | 475 | 5.3 |
1960 | 9342 | 535 | 5.7 |
1965 | 9827 | 618 | 6.3 |
1970 | 10372 | 733 | 7.1 |
1975 | 11194 | 887 | 7.9 |
1980 | 11706 | 1065 | 9.1 |
1985 | 12105 | 1247 | 10.3 |
1990 | 12361 | 1493 | 12.1 |
1995 | 12557 | 1828 | 14.6 |
2000 | 12693 | 2204 | 17.4 |
2005 | 12777 | 2576 | 20.2 |
2010 | 12806 | 2925 | 23.0 |
従前、降雪期、降雪地における『地域要擁護者』に対する除雪支援活動は、『行政』『地域自治体』や『ご近所さん』によって支えられてきました。また、現在も支えられています。
しかし、昨今、都市圏の歴史ある町内会の限界集落化現象は、その加速度を増しています。加えて、『個人情報保護法』の誤解、制度の不備などによって、『地域要擁護者』の 『助けて!』の声は、いっそう地域外の各種支援コミュニティー(ソーシャル・ネットワーク)に届かなくなってしまいました。そして、重労働を伴う、『地域要擁護世帯』の除雪支援は、多くの社会問題の中、『行政』、『町内会』、『ご近所さん』だけでは、支えきれない時代になってきたようです。
『扶助力低下の著しい地域』、『地域で担うべき地域要擁護世帯』は、点在しています。ボランティアのスムーズな移動は、大変です。また、地域によって『雪捨て場がない。』『雪捨て場が遠い。』『お隣さんへの配慮』などなど・・・事前に把握すべき内容は、地域・世帯ごと異なります。そして、除雪支援当日の除排雪量の事前把握は、とても重要になります。
加えて、業者除雪や町内会除雪の後、温暖・吹雪の翌日など、地域の状況や自然環境によっても、除排雪量は、異なります。ですから、支援活動当日だけではなく、直前の状況把握にも、たくさんの労力と配慮が必要となります。
前日下見 + 当日事前下見・挨拶打合時間(支援当日の朝、町内の除雪作業が完了している場合もあるため)+ 実質除雪支援作業時間 = 約90分 + 約90分 + 約90分(移動時間含)(実績:6町内会16世帯あたり)
行政(札幌市・石狩市)から地域要擁護世帯の個人情報は、入手できません。ですから、地域外の除雪ボランティア団体の支援活動には、地域要擁護世帯の個人情報を収集するために、別チャネルを開拓・創造し、除雪支援団体が、独自に収集し管理なければなりません。難問題です。
また、除雪支援を必要としている おじいちゃん、おばあちゃんだけの世帯では、『除雪を無償で支援しますよ!』の掲示板・新聞チラシ・町内会回覧板の広報活動だけでは、その趣旨やその内容を容易には理解できません。加えて、『高齢者を狙う詐欺』も多発している中、そのボランティア内容やチラシ内容を、鵜呑みにしない、疑う目も必要になります。
『除雪支援?無料?見守り?詐欺? よくわからん! 詐欺なら怖いから支援などいらん! まだまだ わしゃ元気じゃ!』
除雪支援を受けたい側(町内会・世帯)は、現行では、地域外除雪支援団体が、行政から地域要擁護世帯情報を入手できないことを理解し、地域要擁護世帯情報を安全に、適法に、収集・管理・活用できる仕組みを創造しなければなりません。
除雪支援を実施したい側(町内会・支援団体・地域医療福祉機関・各種コミュニティー)も、除雪支援団体同士の連携を強化し、地域要擁護者の『助けて!』の声を届きやすい体制、適法に対応できる体制へと仕組みを再構築し連携を強化する必要があります。
(失敗談:支援先の中に、前日夜、下見に際は、ひどい状態・・・ 支援当日、なんとかしてあげたいとの想いから、片道30分かけ支援のため訪問しました。しかし、どこかの団体?ご近所さん?町内会の方?によって、きれいし除雪されていました。大人1人・中学生3人の1時間分の支援力を無駄にしてしまいました。支援当日も、下見は、実施していますが、こちらの支援先は、遠い所のため、当日の下見は、実施しませんでした。)
私たちの扶助力低下の著しい地域における、地域外除雪ボランティア団体の地域扶助力を補う活動、地域外除雪ボランティア団体と扶助力低下の著しい地域との地縁を試みる活動は、少子高齢化、都市圏の歴史ある町内会・地域の限界集落化現象、地域自治会の高齢化、地域扶助力の低下、高齢者を狙った巧妙な詐欺、地域外除雪ボランティア団体の受入体制の有無、行政が、地域要擁護世帯情報を共有したくてもできない事情、個人情報保護の誤解などなど、この多くの制度上の不備、社会問題の中、地域美化活動と比べ、また、一昔前と比べ、とても高度な地域奉仕活動となってしまいました。ですから、年々除雪奉仕活動に参加するコミュニティーは、減少の一途を辿っています。
私たちの活動が、『地域扶助力の低下を補う社会奉仕活動』、『子供の自立心や気づきを育む活動』として継続できるよう、今後とも 関係各位、ご指導・ご賛同・ご協力の程、よろしくお願い致します。
本日は、事前準備も含め多くの団員、保護者の会・役員・指導者の皆様にご協力頂きました。ありがとうございました。
● 『石狩中央リトルシニア球団 』
● 『札幌東リトルシニア球団 』
平成25年度 年賀寄附金 配分事業 (除雪支援実施1日目)
2014.01.26(日)
『平成25年度 老老除雪支援プロジェクト』
日本郵便(株) 平成25年度 年賀寄附金 配分事業
『地域要擁護世帯の除雪支援のための地域コミュニティー再構築事業』
従前、降雪期、降雪地における『地域要擁護者』に対する除雪支援活動は、『行政』『地域自治体』や『ご近所さん』によって支えられてきました。また、現在も支えられています。
しかし、昨今、都市圏の歴史ある町内会の限界集落化現象は、その加速度を増しています。加えて、『個人情報保護法』の誤解、制度の不備などによって、『地域要擁護者』の 『助けて!』の声は、いっそう地域外の各種支援コミュニティー(ソーシャル・ネットワーク)に届かなくなってしまいました。そして、重労働を伴う、『地域要擁護世帯』の除雪支援は、多くの社会問題の中、『行政』、『町内会』、『ご近所さん』だけでは、支えきれない時代になってきたようです。
私たちの活動が、『ご近所さん』や『町内会など』の『地域が担う地域扶助力を補う活動』となり、1世帯でも多くの『お年寄り』や『体の不自由な方』の 『助けて!の声を拾う活動 』、『子供たちが、地域に役立つ一員であると実感できる。子供たちの自立心を育てる奉仕活動』と発展できると幸いです。
この活動は、皆様のご理解とご協力により、今年で3年目を迎えます。
本日、この活動にご賛同・ご協力くださいましたコミュニティーは、
参加2年目となる札幌の中学生硬式野球クラブ
『札幌東ベースボールクラブ 』『札幌東ポニーズ球団 』 の団員(中学生)・役員・指導者・保護者の会の皆様
『札幌東リトルシニア球団 』 の団員(中学生)・役員・指導者・保護者の会の皆様 です。
大人22名(本部待機者:午前・午後 各2名 巡回員:2名 安全指導員・子供引率者16名)
小6・中学生48名 総勢70名 午前・午後各3時間(下見挨拶・移動時間含)
声掛け・チラシなどによる除雪支援先情報収集世帯数 24世帯(見守り訪問含) 除雪実施実施世帯 11世帯
ご協力に感謝申し上げます。ありがとうございました。
・ 雪庇(つらら)から氷板状(大きな氷の塊)となって・・・一般歩行者にとっても、危険な状態と判断しました。雪庇除去は、とても危険な作業なので、除雪支援対象外です。しかし、ほっとけないと・・・団員のおとうさんたちが頑張ってくれました・・・主催者側も、片目をつぶってしまいました。ボランティア保険には、加入しています。しかし、冷っとする場面もあり、事故なく無事に活動を終了でき 『ほっ』としました。このような状況の判断は、とても難しい。
・公道から玄関口まで25m? 独居老人(86歳)に、この除雪距離は、あまりに過酷です・・・
・ 『排雪場所 遠いな!』 『うん・・・』
・ 『これで、息子(別居)が帰ってきた時、スムーズに車が止めらる。』 と とても感謝されました。札幌市行政(福祉除雪)が、支援したくともできない支援箇所です。除雪支援世帯のおばあちゃんが望む、かゆい所に手が届いた除雪支援活動となったようです。よかった。
・ 地域・ご近所さんだけでは、降雪後、なかなか扶助しきれない『体の不自由な方の独居世帯』です。(福祉除雪は、行政業者除雪日のみ) 玄関口から公道まで、かなりの除雪量でした。団員のお父さん達だけではありません。多くのおかあさん達もお手伝いくださいました。ありがとうございました。
支援対象世帯は、地域に点在しています。そして、排雪場所がない。排雪場所が遠い。隣敷地への配慮などなど・・・下見の際、その除雪の支援内容は、世帯によってまちまちです。除雪する雪量も、業者除雪の後、町内会除雪の後、あったかい日の後の落雪量など、気候や、環境・状況によって世帯ごと、地域ごと異なります。地域外の除雪ボランティア団体の活動は、各世帯ごとの除雪量状況把握がとても重要です。前日下見+当日下見・挨拶打合時間+実質除雪支援作業時間=約90分+約90分+約90分(移動時間含)
行政(札幌市・石狩市)からは、地域要擁護世帯の個人情報は、入手できません。ですから、地域外の除雪ボランティア団体の活動には、別チャネルを開拓あるいは創造し、『地域要擁護世帯』情報を、独自に集めなければなりません。お金と時間がかかります。そして、集めた個人情報を、適法に管理するための社会・地域システムも必要です。
扶助力低下の著しい地域における、地域外除雪ボランティア団体の地域扶助力を補う活動は、少子高齢化、都市圏の歴史ある団地・地域の限界集落化現象、地域扶助力の低下、高齢者を狙った巧妙な詐欺、地域外除雪ボランティア団体の受入体制の有無、個人情報保護などなど、この多くの制度の不備、社会問題の中、非常に高度な公益奉仕活動となってしまいましたが、地域に貢献できる活動、子供の自立心を育む活動として継続できるよう 関係各位、今後とも ご指導・ご賛同・ご協力の程、よろしくお願い致します。