都市圏限界集落化モニター地域の高齢者世帯除雪支援活動
2012.02.18(土)
独居老人世帯・老老除雪世帯(超高齢者のみの世帯)の除雪ボランティアを実施しました。
地元中学生の硬式野球チーム リトルシニア札幌東球団の役員・指導者・保護者・団員の皆様にご協力を頂きました。
ありがとうございました。
除雪支援当日のみならず、その準備は、大変でした。まず初めに、計画的に実施したく、行政にアドバイスをもらいに行きました。当初この活動は『歓迎される』活動と考えていました。しかし、除雪の困難な高齢者世帯・超高齢者独居世帯情報は、行政や地域自治体からは入手(共有)できないとのこと。(当団体与信力不足だけの問題ではなさそうです。)、
地域自治体(町内会)では、行政からの有料福祉除雪制度(行政が実施する業者除雪の際、公道から玄関まで幅85cmのみの除雪を行う制度)を推進しており、私たちが実施したい無料ボランティア除雪活動と、除雪支援範囲(割れそうな窓近辺、非常口・裏口の確保除雪、FFストーブ換気周り、別居の親族が訪問する際の駐車スペースなど)も異なるものでした。
当団体が実施したい除雪ボランティア活動を、行政に申し入れましたが、除雪支援箇所が、行政の福祉除雪制度と異なる活動には、協働できないとの回答でした。 ん~。 この問題は、根が深そうです。そのような状況の中、高齢者世帯が、一戸建住宅を維持することの負担や、その助けて!の声が・・・私たち(地域外除雪支援団体)には届かない・・・深刻な事態になっていると強く感じました。(地域要擁護者の孤立化)
札幌市が実施している有料福祉除雪制度は・・・本当に福祉除雪という名にふさわしい制度なのか?と疑問に思いました。
今年は、まず一回やってみようという 声がけからスタート。たくさんの不手際などありましたが、事故なく無事完了できました。ご協力頂きましたリトルシニア札幌東球団の皆様をはじめ、各方面の関係者の皆様、来年もこの活動を継続させたい所存ですので、今後とも、ご賛同、ご協力、ご指導よろしくお願い致します。